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週末の上高地 第72回ウェストン祭


2018年05月29日

上高地ウェストン祭

 毎年、6月の第一日曜日に行われるウェストン祭。ウェストンという人を一言で語るなら、「上高地という“秘境”を発見した人」だと認識している。今から110数年前、この地に立ったウェストンの心境を想像する。もちろん、河童橋もない、原始の姿。きっと・・・・・・。
その姿を「日本アルプス」と称し、世に広めた上高地の恩人。その功績を称え、偲ぶ催しがウェストン祭だ。改めて感謝の言葉と花束を捧げる。

ウェストン碑

いつも、この日に集って下さる方々の、ウェストンの碑を見つめる眼差しがやさしい。花束を差し出す地元小学生のかわいらしさに微笑む。ウェストンにまつわる話に感慨深く耳を傾け、和やかにその時間を過ごしてくださる。偲ぶとは、こういう姿なのだと思わされる。決して派手なお祭りではないけれど、上高地にとっては大切な時間(とき)だ。

前日には、ウェストンが歩いたとされる島々から徳本峠を越えて上高地に入るルートを踏破する山行がある。険しい道だと聞くし、そうであろうと容易に想像がつく。今なら自動車で1時間ほどのところを、8~10時間かけて歩き通すというのだから、並大抵ではない。先人の、道なき道を切り開く歩み、そのものだ。まだ歩いたことはないが、いつか行ってみたいと思う。ウェストンと対話しながら歩くのだ。

・・・ふと、思った。そうやって、ウェストンの思いに寄り添い、一歩ずつ足を運ぶ苦労と、その後に訪れる達成感と歓喜に満たされればこそ、彼の碑に向かい合った時、やさしい眼差しになるのかもしれない、と。困難を共にした者同士が抱く感慨と感動。いつかその道を辿ったら、ウェストンを偉大に思うと同時に、友のように感じられるだろうか・・・。

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この時期、上高地はニリンソウが美しいことで有名だ。緑の葉で埋め尽くされた木立の足元に、いっぱいに散りばめられた白い花たち。花びらのように見えるが、実は萼片(がくへん)なのだそうだ。端がうっすらとピンクのような紫がかった色合いになっているものもある。中には、それが緑色になった変種もあるのだとか。
さらに、その萼片は普通5個なのだが、6~10個つけたものもあるというから不思議だ。顔を近づけて探してみたくなってしまう。遠くからの眺めはもちもん、一輪ずつ違った表情までも楽しませてくれるのがニリンソウ。上高地にお越しの際は、ぜひ間近で見ていただきたいと思う。

ラショウモンカズラ

2~3日前から新緑の黄緑が濃くなり、今、上高地は最高に清々しい。          

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